用語集人事 降格(こうかく) 役職や等級を下げることです。人事権の行使としての降格と、懲戒処分としての降格があり、賃金が下がる場合は根拠と相当性が問われます。 意味 降格には、役職を解く(降職)ものと、等級を下げるものがあります。また、人事評価などにもとづく人事上の措置としての降格と、規律違反に対する懲戒処分としての降格があり、判断の枠組みが異なります。 ポイント 役職を外す降職は、人事権の範囲として比較的認められやすい一方、等級を下げて基本給を下げる降格には、就業規則や賃金規程上の根拠が必要とされます(確かめよう労働条件「労働条件の引き下げ」) 根拠があっても、業務上の必要性がなく、本人の不利益が大きすぎる場合は権利の濫用とされるおそれがあります(労働契約法第3条) 懲戒としての降格は、就業規則に懲戒の種類と事由を定め、弁明の機会などの手続きを踏みます(同法第15条) 降格の基準と、判断の根拠になった評価・指導の記録を残しておきます 出典・参考資料 e-Gov法令検索「労働契約法」(第3条・第15条)確かめよう労働条件(厚生労働省)「労働条件の引き下げ」 この用語が出てくる記事 人事 応用 等級制度の運用点検と見直し|等級の滞留・上位等級への偏り・昇格基準のあいまいさを直す手順 2026年10月29日更新 人事 実務 懲戒処分の進め方:就業規則の定め、事実調査、弁明の機会、処分の相当性と記録 2026年10月29日更新 人事 実務 役職定年制度の導入と見直し|法的な位置づけ、賃金を下げるときの不利益変更、運用の注意点 2026年10月29日更新 人事 応用 30〜100名企業の人事評価制度のつくり方:等級・評価・報酬のシンプル設計 2026年10月28日更新 AI活用 実務 新任管理職向けの労務Q&A集をAIで作る:よくある質問の集め方、回答の根拠の確かめ方、更新の仕組み 2026年10月29日更新 AI活用 応用 等級定義書をAIで下書きする:等級ごとの役割・期待行動・昇格要件を、職務の記述からそろえる手順 2026年10月29日更新 労務 実務 パート・有期社員から待遇差の説明を求められたら|比較する正社員の選び方、説明する内容と理由、説明書の作り方 2026年10月29日更新 人事 基本 妊娠・出産を申し出た従業員への対応|母性健康管理・軽易業務への転換・不利益取扱いの禁止 2026年10月28日更新 人事 実務 在籍社員の障害者手帳の有無を確認するには|厚労省「把握・確認ガイドライン」に沿った呼びかけ方と情報管理 2026年10月29日更新 人事 実務 昇格・降格の運用ルール|役職の降職・等級の降格・懲戒の降格の違いと減給の限界 2026年10月29日更新 総務 実務 内部通報制度の作り方|公益通報者保護法の300人超の義務と2026年12月施行の改正、中小企業の窓口・規程・従事者指定 2026年10月29日更新 労務 実務 ハラスメント防止措置の総点検|パワハラ・セクハラ・マタハラと2026年10月義務化のカスハラ対策 2026年10月29日更新 ← 用語集の一覧へ