用語集総務

決裁権限規程(けっさいけんげんきてい)

社内の決裁事項ごとに、金額の基準と、起案・審査・承認を誰が行うかを一覧にした社内規程です。職務権限表とも呼ばれ、稟議やワークフローの承認経路のもとになります。

意味

決裁権限規程は、「何を(決裁事項)・いくらまで(金額基準)・誰が決めるか(決裁者)」を定めた規程です。社長に決裁が集中するのを防ぎ、承認の抜けや二重承認をなくすために作ります。

ポイント

  • 取締役会設置会社では、重要な財産の処分・譲受け、多額の借財、重要な使用人の選任・解任などは取締役会で決める必要があり、取締役に委任できません(会社法第362条第4項)。権限表はこれを前提に作ります
  • 起案・審査・承認・合議(関係部署の確認)・報告の役割を分けて決めます
  • 組織図や業務分掌規程と一緒に見直し、組織変更のたびに改定します
  • 就業規則とは別の社内規程ですが、懲戒や服務規律に関わる承認は就業規則(厚生労働省「モデル就業規則」)との整合を確認します
  • 不在時の代理承認と差戻しのルールも定めておきます

出典・参考資料

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