固定残業代(こていざんぎょうだい)
一定時間分の時間外労働などの割増賃金を、実際の残業の有無にかかわらず定額で支払う仕組みです。実際の残業代が定額を超えたら差額を支払う必要があります。
意味
固定残業代は、毎月一定時間分の残業代をあらかじめ定額で払う仕組みです。「定額を払えば残業代は不要」という制度ではなく、通常の賃金と割増賃金にあたる部分がはっきり区別できることが前提です(「固定残業代を支払えば、別途に残業代を支払わなくてよいか」)。
ポイント
- 何時間分の残業代としていくら払うのかを、労働条件通知書や賃金規程に明記します
- 実際の残業代が固定残業代を上回ったら、差額をその月の賃金支払日に追加で支払います
- 求人では「固定残業代を除いた基本給」「固定残業代の時間数と金額などの計算方法」「超える時間外労働には追加で支払う旨」の3点を明示します(厚生労働省「固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします」)
- 最低賃金を満たしているかは、固定残業代を除いた賃金で判断します