賃金控除に関する協定書(24条協定)【無料テンプレート】
労働基準法24条1項ただし書にもとづく賃金控除の労使協定書です。控除する項目を具体的に列挙する表、控除を行う賃金支払日(賞与を含むか)、有効期間・自動更新、過半数代表者の選出方法の記入欄を付けています。
- 形式
- DOCX
- 使う場面
- 社宅費・親睦会費・団体保険料など、法定控除以外を給与から差し引くとき(控除項目を追加するとき)
- 最終確認日
- 2026年10月29日
無料でダウンロード
メールアドレスを入力すると、すぐにダウンロードできます。
このテンプレートについて
賃金は全額を支払うのが原則です(労働基準法24条1項)。所得税・住民税・社会保険料・雇用保険料のように法令で控除が定められたもの以外を給与から差し引くには、過半数労働組合または過半数代表者との書面による協定が必要です。社宅・寮費、親睦会費、団体生命保険料、財形貯蓄、会社貸付金の返済、社員販売の代金などが典型です。
この協定は労働基準監督署への届出は不要です。ただし、従業員への周知(掲示・書面交付・社内ポータルへの掲載など)は必要です(同法106条)。協定がないまま控除すると、本人の同意書があっても全額払いの原則に反するおそれがあります。
使い方
- 給与計算ソフトの控除項目マスタを見て、法定控除以外の項目をすべて書き出し、第2条の表に記入します。「その他会社が必要と認めるもの」のような包括的な書き方は避けます。
- 賞与からも控除する項目がある場合は、第1条で「賞与支払日」にも印を付けます。
- 過半数労働組合がない場合は、管理監督者でない人の中から、協定を結ぶ代表を選ぶことを明らかにしたうえで、投票・挙手などの民主的な方法で過半数代表者を選びます。会社が指名した人は代表になれません。
- 締結後、原本を保管し、従業員に周知します。労使協定の一覧と管理の台帳に締結日と有効期間を記録しておくと、更新漏れを防げます。
記入時の注意
- 損害賠償金は入れない:備品の破損や事故の損害賠償を、会社が一方的に給与から差し引くことはできません。協定に書いても同じです。
- 項目を増やすときは改定:自動更新の協定でも、新しい控除項目を追加するときは協定を結び直します。
- 賃金規程と合わせる:賃金規程の控除の条文に「労使協定により控除することとしたもの」を差し引く旨を定めておきます。詳しくは賃金控除に関する労使協定を参照してください。
内容のプレビュー
賃金控除に関する協定書
株式会社________(以下「会社」という)と、________事業場の従業員の過半数を代表する者________(以下「従業員代表」という)は、労働基準法第24条第1項ただし書に基づき、賃金の一部控除について、次のとおり協定する。
第1条(控除を行う賃金支払日)
会社は、次の賃金の支払いの際、第2条に掲げるものを控除して支払うことができる。
□毎月__日の賃金支払日(休日の場合は______)
□賞与の支払日(第2条の表で「賞与からの控除」を「可」とした項目に限る)
第2条(控除の対象となる項目)
| No. | 控除の対象となる項目 | 控除額の決め方 | 賞与からの控除 |
|---|---|---|---|
| 1 | 社宅・寮の使用料 | 社宅管理規程に定める額 | □可 □不可 |
| 2 | 親睦会費 | 親睦会会則に定める額 | □可 □不可 |
| 3 | 団体生命保険・団体損害保険の保険料(本人負担分) | 本人が申し込んだ保険の保険料 | □可 □不可 |
| 4 | 財形貯蓄の積立金 | 本人が申し込んだ額 | □可 □不可 |
| 5 | 会社貸付金の返済金(元利とも) | 金銭消費貸借契約に定める額 | □可 □不可 |
| 6 | 社員販売・社内購買の代金 | 本人が購入した額 | □可 □不可 |
| 7 | ________ | ________ | □可 □不可 |
| 8 | ________ | ________ | □可 □不可 |
第3条(控除の通知)
会社は、控除した項目と金額を、賃金支払いの際に交付する給与明細書に記載して本人に通知する。
第4条(退職時の取扱い)
従業員が退職する場合において、第2条に掲げるものに未払いの残額があるときは、最後に支払う賃金から控除することができる。この場合、会社は控除する項目と金額を事前に本人に説明する。
第5条(有効期間)
本協定の有効期間は、____年__月__日から____年__月__日までとする。ただし、有効期間満了の1か月前までに、会社・従業員代表のいずれからも文書による申出がないときは、さらに1年間有効期間を延長するものとし、以降も同様とする。
第6条(協定の改定)
第2条の控除項目を追加・変更するときは、会社と従業員代表が協議のうえ、本協定を改定する。
____年__月__日
| 項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 事業場の名称・所在地 | ________ ____________ |
| 使用者 職名・氏名 | 代表取締役 ________ 印 |
| 従業員代表 職名・氏名 | ________ ________ 印 |
| 従業員代表の選出方法 | □投票 □挙手 □その他(______) |
| 周知の方法 | □掲示 □書面交付 □社内ポータル・共有フォルダへの掲載 |