腰痛予防の作業チェック表(重量物・姿勢・作業環境・健診と教育の対象を作業ごとに点検する)【無料テンプレート】
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に沿って、作業ごとに重量・回数・姿勢・補助具・作業台の高さ・床や温度などの環境を点検し、リスクの程度、低減措置、作業標準の有無、腰痛健診と教育の対象を1行にまとめるCSVです。女性の重量物取扱いの制限の確認欄も設けています。
- 形式
- CSV
- 使う場面
- 腰痛の訴えや労災があった職場の作業を見直すとき、腰痛健診・教育の対象者を決めるとき、衛生委員会で腰痛予防を議題にするとき
- 最終確認日
- 2026年10月29日
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このテンプレートについて
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」は、作業管理・作業環境管理・健康管理・労働衛生教育を組み合わせ、作業ごとに腰痛の発生要因を洗い出してリスクを見積もり、低減措置を講じるよう求めています。重量物取扱い、立ち作業、座り作業、介護・看護作業、車両運転等の5つの作業については、別紙で作業ごとの対策も示しています。
このチェック表は、現場の作業を1行ずつ並べ、指針の主な観点(重量、回数、不自然な姿勢、同じ姿勢の時間、作業台の高さ、床・照明・温度)を点検するためのものです。人力で扱う重量の目安は、満18歳以上の男性で体重のおおむね40%以下、女性はその60%位までとされています。女性については、女性労働基準規則で断続作業30kg以上・継続作業20kg以上の重量物を扱う業務が禁じられているため、その確認欄も設けています。
使い方
- 現場を回り、腰に負担のかかる作業を1行ずつ書きます。作業者からの聞き取りと写真を合わせると正確になります。
- 各列を記入し、リスクを「高・中・低」で評価します。指針も定性的な見積りを例示しています。
- 「低減措置」には、補助具の導入、作業台の調整、小分け、人数の見直しなど具体的な対策と担当・期限を書きます。
- 腰に著しい負担のかかる作業に常時従事する人がいる作業は、腰痛健診(配置前と6か月以内ごと)と教育の対象にします。
記入時の注意
- 記入例は架空のものです。
- 作業者の氏名や腰痛の既往歴はこの表に書かず、健診の記録として別に管理します。
- 新しい設備を入れたとき、作業の内容が変わったときに見直し、年1回は衛生委員会で確認します。
内容のプレビュー
腰痛予防の作業チェック表
| No. | 作業場所 | 作業名 | 指針の作業区分 | 扱う物と重量 | 1時間あたりの回数 | 作業人数 | 補助具の有無 | 不自然な姿勢(前屈・中腰・ひねり) | 同じ姿勢の連続時間 | 作業台の高さ(肘およそ90度か) | 床・照明・温度 | 重量の目安との比較 | 女性の重量制限の確認 | リスク(高・中・低) | 低減措置 | 担当・期限 | 作業標準の有無 | 腰痛健診の対象 | 教育の実施日 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 第1倉庫 | 入荷品の棚入れ | 重量物取扱い | 段ボール 約18kg | 約40回 | 1人 | 台車あり(通路が狭く未使用) | 下段の棚で前屈・中腰 | ― | ― | 冬季は5℃前後、通路に段差あり | 体重60kgの男性の目安(24kg)以内。ただし回数が多い | 女性の配置あり。断続30kg・継続20kg未満を確認 | 高 | 重い物は中段に配置変更、通路の段差を解消し台車を使えるようにする | 倉庫課長・12月末 | なし(作成予定) | 対象 | 2026-11-10予定 | 2026-10-29 |
| 2 | 出荷場 | 梱包作業 | 立ち作業 | 部品箱 約3kg | 約60回 | 2人 | なし | 体のひねり | 約90分 | 低い(前かがみになる) | 床がコンクリートで硬い | ― | ― | 中 | 作業台に昇降台を追加、足台と疲労軽減マットを設置、1時間ごとに小休止 | 総務・11月末 | あり(2025年版) | 対象外 | 2026-04-01 | 2026-10-29 |
| 3 | 配送 | 2t車での配送と荷降ろし | 車両運転等 | 飲料ケース 約12kg | 約20回 | 1人 | 台車あり | 荷台からの荷降ろしで前屈 | 運転 約2時間 | ― | ― | 目安以内 | 女性ドライバーなし | 中 | 長時間運転の直後は小休止を挟んでから荷降ろし。降車時のストレッチ | 配送課長・11月末 | なし | 対象 | 2026-05-15 | 2026-10-29 |