従業員が離婚したときの手続きチェックリスト【無料テンプレート】
従業員が離婚したときに会社が行う手続きと、本人に伝える案内を1枚にまとめたチェックリストです。被扶養者(異動)届(5日以内)、氏名・住所の変更、扶養控除等(異動)申告書、家族手当・通勤手当・緊急連絡先の見直し、住所を知られたくない事情への配慮までを確認できます。
- 形式
- DOCX
- 使う場面
- 従業員から離婚の報告を受けたとき、被扶養者の削除や手当の見直しを漏れなく進めたいとき
- 最終確認日
- 2026年10月29日
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このテンプレートについて
離婚の手続きは、結婚のときと違って本人が多くを語りたがらないことがあり、確認が漏れやすい場面です。元配偶者の被扶養者の削除が遅れる、家族手当の支給が続く、緊急連絡先が元配偶者のまま残る、といった漏れは、後から医療費の返還や手当の過払いとして表に出ます。
このチェックリストは、会社が行う届出(社会保険・税・雇用保険)、社内の手当や登録情報の見直し、本人への案内を1枚にまとめたものです。日本年金機構は、被扶養者に異動があったときは事実発生から5日以内に被扶養者(異動)届を出すとしています。報告を受けたその日に、このリストで必要な確認を済ませる使い方を想定しています。
使い方
- 報告を受けたら、本人に確認する事項(離婚日、氏・住所の変更、子の扶養)だけを聞き取ります。理由や事情は尋ねません。
- 該当する項目に印を付け、期限と担当者を書き込みます。該当しない項目は「該当なし」とします。
- 提出した日を記入し、控えを本人の人事ファイルに綴じます。
記入時の注意
- 子どもは、離婚で自動的に扶養から外れるわけではありません。従業員が主として生計を維持しているかで判断します。迷う場合は年金事務所(健保組合)に確認します。
- 健康保険組合に加入している会社は、組合の様式と期限に従います。
- 住所を知られたくない事情がある場合は、問い合わせへの対応と社内で住所を知る人の範囲を決めます。
内容のプレビュー
従業員が離婚したときの手続きチェックリスト
対象者:______(所属:____) 報告日:____年__月__日 離婚日:____年__月__日
担当者:______
1. 本人に確認すること
□ 離婚日(届出日)
□ 氏の変更の有無(新しい氏:____)と、社内で旧姓を使い続けたいか
□ 住所の変更の有無(転居日:____年__月__日)
□ 子の扶養をどうするか(同居・別居、養育費の有無、元配偶者側で扶養するか)
□ 社内への周知の希望(周知しない/必要な範囲のみ)
□ 住所を知られたくない事情の有無
2. 社会保険・雇用保険
| 確認 | 手続き | 必要になる場合 | 期限 | 提出日 |
|---|---|---|---|---|
| □ | 健康保険 被扶養者(異動)届(元配偶者の削除) | 元配偶者が被扶養者だった | 事実発生から5日以内 | __月__日 |
| □ | 同上(子の削除・継続の判断) | 子が被扶養者で、扶養の実態が変わる | 事実発生から5日以内 | __月__日 |
| □ | 資格確認書の回収・返納 | 元配偶者に交付されていた | 届出と同時 | __月__日 |
| □ | 被保険者氏名変更(訂正)届 | 氏が変わり、マイナンバーと基礎年金番号が結びついていない人など | 速やかに | __月__日 |
| □ | 被保険者住所変更届 | 転居し、上と同じ例外に当たる人 | 速やかに | __月__日 |
| □ | 雇用保険の氏名変更(台帳にメモ) | 氏が変わった | 次の届出の際にあわせて | __月__日 |
3. 税
□ 給与所得者の扶養控除等(異動)申告書を出し直してもらう(異動後最初の給与支払日の前日まで)
□ 源泉控除対象配偶者・扶養親族の変更を給与システムに反映する(__月支給分から)
□ ひとり親控除の対象になる可能性を案内する(年末調整の申告書で判定)
4. 社内の手当・登録情報
□ 家族手当・住宅手当の支給要件を確認し、変更月を給与に反映する(__月支給分から)
□ 通勤手当(転居した場合は経路と金額を再申請)
□ 従業員台帳・労働者名簿の氏名・住所
□ 緊急連絡先(元配偶者が登録されていないか)
□ 給与振込口座の名義
□ メールアドレス・名札・名刺・社内システムの表示名(本人の希望に沿って)
□ 慶弔・福利厚生の家族向け制度の対象者(家族の健診補助、社宅の入居条件など)
□ 会社経由の団体保険・財形などの受取人の変更を本人に案内する
5. 本人に伝える案内
□ 元配偶者が第3号被保険者だった場合は、元配偶者本人が市区町村で国民年金の種別変更の手続きをすること
□ 元配偶者は自分で国民健康保険などに加入する必要があること
□ 年金分割の請求は当事者が年金事務所で行うこと(請求期限は日本年金機構の案内で確認)
6. 住所を知られたくない事情があるとき
□ 元配偶者・親族を名乗る人からの問い合わせ(住所・勤務シフト・異動先)には答えないことを、受付・総務と共有した
□ 新しい住所を知る人を人事・給与担当に限定した
□ 本人に、市区町村のDV支援措置(住民票の写し等の交付制限)の相談先を伝えた
備考
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