給与差押命令の対応チェックシート(受付記録・陳述書の確認・毎月の差押額計算表つき)【無料テンプレート】
裁判所から従業員の給与の差押命令が届いたときに、送達日・請求額・差押債権目録の確認、2週間以内の陳述書の提出、毎月の差押額の計算、債権者への支払か供託かの記録を1つにまとめるチェックシートです。民事執行法の条文と裁判所の書式に沿った確認項目にしています。
- 形式
- DOCX
- 使う場面
- 裁判所から従業員の給与の債権差押命令が届いたとき、陳述書を出すとき、毎月の給与で差押額を計算するとき
- 最終確認日
- 2026年10月29日
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このテンプレートについて
差押命令は、会社(第三債務者)に送達された時に効力が生じ、その後は差押えの範囲の給与を本人に払えなくなります(民事執行法第145条)。陳述の催告があれば、送達の日から2週間以内に陳述しなければならず、故意や過失で陳述しなかったり事実と違う陳述をしたりすると、損害賠償の責任を負うことがあります(第147条)。
このシートは、①受付時の確認、②陳述書の提出、③毎月の差押額の計算、④支払・供託の記録の4つの場面を1枚にまとめたものです。担当者が替わっても経緯をたどれるよう、事件ごとに1部作成します。
使い方
- 特別送達を受け取ったら、その日のうちに「受付時の確認」を記入し、給与計算の担当者と決裁者に回します。
- 陳述書は裁判所の書式に従って作成し、提出日と控えの保管場所を記録します。
- 毎月の給与計算で「差押額の計算表」に記入します。手取り額は、通勤手当を除く給料から所得税・住民税・社会保険料を控除した残額です。差押債権目録の定め方を必ず確認してください。
- 債権者への支払は、取立てができる時期(原則として本人への送達から4週間、扶養義務等の債権を含む場合は1週間)を債権者に確認してから行います。
記入時の注意
- 差押えが重なった場合(差押えの競合)は供託が義務になります(第156条第2項)。自社で支払先を判断しないでください。
- 税務署や市区町村からの差押通知は国税徴収法による計算になり、このシートの計算方法とは違います。
- このシートは社内でも閲覧する人を限り、人事評価の資料とは分けて保管します。
内容のプレビュー
給与差押命令 対応チェックシート
事件番号:____年(ル)第____号 執行裁判所:____地方裁判所
作成者:________ 作成日:____年__月__日
1. 受付時の確認
| 確認項目 | 記入欄 | 確認 |
|---|---|---|
| 送達日(会社が受け取った日) | ____年__月__日 | □ |
| 受け取った人 | ________ | □ |
| 債務者(従業員)の氏名・所属 | ________ | □ 同姓同名・退職者でないことを確認 |
| 債権者の氏名・名称・連絡先 | ________ | □ |
| 請求債権の額(差押えの上限) | ______円 | □ |
| 差し押さえる債権の範囲 | □給料 □賞与 □退職金 | □ |
| 差押えの割合 | □4分の1(一般の債権) □2分の1(扶養義務等の債権) | □ |
| 陳述催告の有無 | □あり(期限:__月__日) □なし | □ |
| 他の差押え・仮差押えの有無 | □なし □あり(事件番号:____) | □ |
| 決裁者への報告 | __月__日 報告先:____ | □ |
2. 陳述書の提出
| 確認項目 | 記入欄 | 確認 |
|---|---|---|
| 雇用関係の有無 | □在職 □退職(退職日:____) □雇用したことがない | □ |
| 支給している給料の手取り額(通勤手当を除く) | 月額______円 | □ |
| 賞与の支給予定 | □あり(__月) □なし | □ |
| 弁済の意思 | □支払う □支払わない(理由:____) | □ |
| 提出日・提出方法 | __月__日 □持参 □郵送 | □ 送達日から2週間以内 |
| 控えの保管場所 | ________ | □ |
3. 本人への説明
| 確認項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 説明日・説明者 | __月__日 ____ |
| 伝えた内容 | □差押命令が届いたこと □毎月の差押額の計算方法 □支払先(債権者/法務局) |
| 社内で知っている人 | ________(最小限にする) |
4. 毎月の差押額の計算表
| 支給月 | 総支給額(通勤手当を除く) | 所得税 | 住民税 | 社会保険料 | 手取り額 | 差押額 | 差押額の累計 | 残りの請求額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| __月 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 |
| __月 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 |
| __月 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 | ___円 |
計算の目安(一般の債権):手取り額が44万円以下の月は手取り額の4分の1、44万円を超える月は手取り額から33万円を引いた額。
計算の目安(扶養義務等の債権):手取り額が66万円以下の月は手取り額の2分の1、66万円を超える月は手取り額から33万円を引いた額。
5. 支払・供託の記録
| 支給月 | 方法 | 支払日・供託日 | 金額 | 振込先・供託所 | 手数料の扱い | 担当者 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| __月 | □債権者に支払 □供託 | __月__日 | ___円 | ____ | ____ | ____ |
| __月 | □債権者に支払 □供託 | __月__日 | ___円 | ____ | ____ | ____ |
取立てができる時期を債権者に確認した日:__月__日(確認方法:____)
供託した場合の事情届の提出日:__月__日
6. 終了の確認
□ 差押額の累計が請求債権の額に達した(____年__月分で終了)
□ 取下げ・取消しの通知を受けた(__月__日)
□ 本人が退職した(退職日:____ 最終給与・退職金の扱い:____)
| 確認欄 | 日付 | 氏名 |
|---|---|---|
| 給与計算担当 | __月__日 | ____ |
| 決裁者 | __月__日 | ____ |