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身だしなみ基準(就業規則の附属規程・ひな形)【無料テンプレート】

就業規則の服務規律から委任する形で定める、身だしなみ基準のひな形です。全職種共通の原則と、安全・衛生・顧客対応の目的ごとの職種別の基準、制服の貸与と費用負担、着替え時間、健康上・宗教上の理由などによる個別の相談、違反時の指導の流れを条文にし、目的と基準の対応表を付けています。

形式
DOCX
使う場面
身だしなみ・服装のルールを新たに作るとき、髪色・ひげ・ネイル・制服などの基準を見直すとき
最終確認日
2026年10月29日

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このテンプレートについて

髪型や髪の色、ひげなどは本来個人の自由に属する事項で、会社が制限できるのは、安全・衛生・顧客対応など業務上の必要性があり、目的に照らして合理的な範囲と考えられています。「華美でないこと」だけの規定では判断が人によって分かれるため、このひな形は、職種ごとに目的と基準をセットで書く形にしています。

附属規程として定めた基準も就業規則の一部になるため、作成・変更には過半数代表者などからの意見聴取、労働基準監督署への届出(常時10人以上の事業場)、周知が必要です。制服の費用を社員に負担させる場合は、就業規則に定める必要があります(労働基準法第89条第5号)。

使い方

  1. 「別表」の職種と業務内容を自社に合わせて書き換え、項目ごとに目的(安全・衛生・顧客対応)を確かめます。目的を説明できない項目は削除します。
  2. 性別で異なる基準を設けていないか、内勤の社員にまで不要な制限が及んでいないかを確認します。
  3. 色見本や写真の「よい例」を別紙で用意すると、現場の判断がそろいます。
  4. 就業規則の服務規律に「身だしなみは別に定める身だしなみ基準による」と定め、変更手続きを行います。

記入時の注意

  • 動力で動く機械に頭髪や被服が巻き込まれるおそれがある作業では、作業帽・作業服の着用が法令で求められています(労働安全衛生規則第110条)。
  • 着用を義務づけた制服への事業場内での着替えの時間は労働時間です。打刻のタイミングもあわせて決めてください。
  • 違反の指導は、基準を示して注意し、理由を聞き、記録を残す順で進めます。

内容のプレビュー

身だしなみ基準

第1章 総則

(目的)

第1条 この基準は、就業規則第__条に基づき、従業員の身だしなみ及び服装について、安全・衛生の確保と顧客対応の観点から必要な事項を定める。

(基本原則)

第2条 従業員は、勤務中、次の原則に従って身だしなみを整える。

  1. 安全に作業できること
  2. 衛生的であること
  3. 業務の相手方に不快感や不安を与えないこと

2 会社は、前項の目的に照らして必要な範囲でのみ基準を定める。性別によって異なる基準は設けない。

(職種別の基準)

第3条 職種ごとの具体的な基準は、別表のとおりとする。別表に定めのない事項は、第2条の原則による。

第2章 制服・作業服

(貸与)

第4条 会社は、別表で制服又は作業服の着用を定める職種の従業員に、制服等を貸与する。貸与の着数は__着とし、破損・サイズの変更による交換は____に申し出る。

(費用負担)

第5条 制服等の費用は会社が負担する。ただし、故意又は重大な過失による紛失・破損の場合は、____とする。

(着替え)

第6条 制服等への着替えは、事業場内の更衣室で行う。着替えの時間は労働時間として扱い、出勤時は着替えの前に、退勤時は着替えの後に打刻する。

(返却)

第7条 退職するときは、貸与された制服等を最終出勤日までに返却する。

第3章 個別の配慮と指導

(個別の配慮)

第8条 健康上の理由、宗教上の理由、障害、性自認その他の事情によりこの基準に従うことが難しい従業員は、____(窓口)に相談することができる。会社は、本人と話し合い、業務への支障を考慮して代替の方法を検討する。

2 相談の内容は、対応に必要な範囲を超えて共有しない。

(指導)

第9条 所属長は、この基準に合わない身だしなみの従業員に対し、該当する基準を示して改善を求める。

2 所属長は、改善を求める前に理由を確認し、前条の事情がある場合は人事部に相談する。

3 指導の日時・内容・本人の説明は記録する。

(見直し)

第10条 会社は、この基準を少なくとも__年に1回見直す。

附則

この基準は、____年__月__日から施行する。

別表 職種別の基準

職種 項目 基準 目的
調理・食品製造 髪 帽子・ネットで覆い、露出させない 衛生(異物混入の防止)
調理・食品製造 爪・装飾品 爪は短く切る。マニキュア・付け爪・指輪・腕時計は着用しない 衛生
調理・食品製造 ひげ マスク等で覆う 衛生
製造(機械操作) 髪・服装 長い髪はまとめて作業帽に入れる。会社の作業服・安全靴を着用する 安全(巻き込まれ防止)
製造(機械操作) 装飾品 指輪・ネックレス・手袋の外に出る装飾品を着用しない 安全
店舗の接客 服装 会社が貸与する制服を着用する 顧客対応
店舗の接客 髪色 色見本の__番より明るい色にしない 顧客対応
店舗の接客 ひげ 手入れされ、清潔に整えられていること 顧客対応
本社の内勤 服装 業務に支障のない清潔な服装。来客・訪問時は____ 顧客対応(来客時のみ)
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出典・参考資料

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